10月15日からインフルエンザワクチン接種を開始します

5類移行後の感染状況

コロナウィルス感染者の推移

下のグラフのように、2類→5類に変わる前よりも、すこし感染者数が増えている印象ではありますが、爆発的に増えてきている印象はありません。

院長

5類が明けてすぐは、感染者の数が増えたためちょっとびっくりしたのですが、それ以降、どんどん増えるわけではなく、落ち着いているためホッとしています。

PCR検査と抗原検査

抗原検査は、検査キットが市販されているため、あらかじめ自宅で検査をされて来られる方もおおく、最初から問診の時に「抗原検査陰性でした」と申し出ていただける方もおられます。

問診時に、抗原検査、PCR検査、検査を希望されないなどの希望を患者様に尋ねて検査を行うようにしています。

院長

検査を希望されない場合は、コロナウィルス感染症かな?っと思っていても、そこはできるだけ患者様の意向に沿う形での対応を行っています。

院長

正確性で考えますと、PCR検査の方が、より少ないウィルス量で判断ができますが、以前と比較して、「早く判断を行う」という必要性が低くなってきていますので、PCR検査・抗原検査どちらでもいいと思います。

診察について

発熱の方は、インフルエンザの時と同様に隔離して診察を行うようにしています。

院長

以前は、喉の観察を行うことを避けていたのですが、5類になったので、喉の痛みを訴えられる方の喉の診察も行っています。

コロナウィルスにもずいぶん曝露してきたためか、感染はしなくなってきてますね。

治療について

現状は、症状に応じての内服を処方する形で十分な対応になっているため、ラゲブリオなどのコロナウィルス治療薬は全くといっていいほど処方はしていません。

院長

一時期は、感染の勢いが強かったため、治療薬の処方も増えていました
最近は重症化される方を経験することもなく、通常の治療で十分にコントロールできている印象です

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院