10月15日からインフルエンザワクチン接種を開始します

プライバシーについて、、、

当院の内部施設

一般の診療所ですので、それほど広大ではありませんが、当院の入り口から入っていただきますと、下の図のような内部構造になっています。

内科の場合
  • 患者様の急変に対する対処ができる体制が必要
  • 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い換気が必要
  • 診察室にいても、まわりがどう動いているかを音で把握する必要
院長

当院でもプライバシーに配慮して、構造上いろいろ工夫を行ってきていますが、
診察室で引きこもって急変に気づかずに対応が遅れるのがいちばん怖いので、ある程度の音は聞こえるようにしております。

診察の場合

受付〜問診

受付での対応
  • 番号札の配布
  • 問診票の記入
  • 必要な場合は看護師のよる追加の質問

番号札の配布

まず、入り口を入っていただきますと、受付にお声がけをお願いします。現在、当院ではAirウェイトを利用しました順番システムを利用していますので、受付にて番号札をお渡しするとともに、初診の患者様や、定期受診以外の患者様に

問診票の記入

通常は外待合で、問診票の記入をお願いしております。記入いただきました問診の内容によりまして、必要な場合は追加で看護師が問診をおこなう場合もございます。

病状に応じて看護師による対応

明らかに体調が悪い様子がうかがえる場合は、看護師が率先して病状の把握をおこなうために必要な問診をおこないます。

院長

診察をしていて、なかなか外待合のところまで、見渡すことがなかなか困難ですので、このあたりは受付と看護スタッフの臨機応変な対応に任せております。
状態が悪い方が来院された場合は、直接ベッドに誘導、すぐの診察などの対応を行っております。

診察

診察室は下の図のように限られたスペースとなっており、プライバシーが確保できる構造になっています。

院長

後ろは処置室とつながっております、内科クリニックという性格上、点滴中の急変や注射中の急変、待合室での急変などにすぐに対応する必要があるため、全く音が入らない状況になりますと、対応が遅れる可能性がありますので、そのあたりはご理解いただければと思います。

治療・投薬

点滴が必要な場合

点滴は、ベッドに横になったり、椅子に座ったりした状態で行っています。ベッド自体はそれぞれカーテンで区切ることである程度のプライバシーが確保できる状態で行っていますが、点滴内には抗生剤などの薬剤が入っていますので、状態の変化に看護師が気づきやすいように配慮して行っております。

薬の処方の場合

待合での対応
  • 処方された薬の内服方法
  • 簡単な内服薬の説明
  • 吸入薬の吸入の説明

当院は院内薬局ですので、院内で薬の処方までを行っております。

院長

このあたりは、すこしプライバシーという意味では配慮が必要かと思います。
診察時に薬の説明は行っていますが、内服の日数であったり、目で見て内服薬の確認などの作業がどうしても必要になるところでもあります。

健康診断の場合

ネット予約もしくは来院

ネットで予約された方

当院の健康診断予約時に以下の情報を登録していただいていますので、予約時間に来院していただいて、優先的に健康診断を受けていただけるように頑張っております。

予約時に必要な情報
  • お名前
  • 電話番号
  • メールアドレス

受付

受付では、健康診断を受けられるにあたり、以下のことを確認しております。

受付での質問事項
  • 健康診断の内容の確認
  • 健康診断の内容に基づいた費用の説明
  • 結果に時間のかかる検査の場合の注意事項など

受付が終わりますと、外待合で待っていただき、順番がきましたら診察・検査に入っていただきます。

胸部レントゲンと心電図

診察室の横に、検査室がありますので、そこでレントゲン、心電図の検査は行っております。また、胸部レントゲンと心電図の結果については、その時に説明を診察室で行います。

異常がある場合

健康診断上、レントゲン・心電図で異常が見られる場合は、診察室で異常の指摘を行い、必要であればさらなる精査を勧めております

健康診断の結果

血液検査につきましては、その日に結果を出すことができませんので、後日、検査結果を見まして、健康診断に記入を行って結果用紙を渡す形になっています。

問題が無い場合

基本、問題が無い場合は受付の方で、健康診断の結果用紙をお渡しする形で、健康診断自体は終了になります。

異常値がある場合

雇用時の採血項目
  • 貧血検査
  • 肝機能検査
  • 血中脂質検査
  • 血糖検査
院長

上記の項目で、加療が必要なぐらいの異常がある場合は、健康診断の結果を取りに来られたときに、通常の受診を促すようにしています。

異常があった場合の促し方の問題点

スタッフごとに健診結果の異常及び診察の促し方に差があるようですので、改善を図っていきたいと考えております。

院長

現在は、スタッフにも周知徹底しております。

現在の対応について

健康診断で異常があった場合の促しについて、、

雇用時の採血項目
  • 健康診断で異常があることを受付で説明
  • 中待合に移動をして、詳細についてスタッフより説明
  • 診察室で、精査・治療の方針を説明

処方薬の説明について

受付での対応
  • 診察時に内服薬の説明を行っていますので、薬を渡す際にはより簡単にわかるように説明を行います
  • 配慮が必要な処方薬については、あえて説明をせずに処方(医師からの説明は済んでいます)
  • 内服方法(飲み方)に重点をおいて、お薬を手渡すようにする
院長

できるだけ診察時にくわしく説明を行い、お薬を受け取るときは簡便にしていきたいと思います。

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院