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肺炎球菌ワクチン

ワクチンについて

肺炎の原因で一番多いのは、肺炎球菌です。

65歳以上になりますと、肺炎で亡くなる方が徐々に増えてきます。その肺炎の原因のひとつが肺炎球菌なので、肺炎球菌による肺炎にならないようにするためのワクチンがこのワクチンです。

質問

ワクチンの接種開始時期としてはいつぐらいが適切ですか?

院長

65歳になると、大阪市からの助成で接種できるようになりますので、その機会を利用するのがいいと思います。

質問

肺炎球菌ワクチンを接種すると、肺炎にはならないのですか?

院長

残念ながら、肺炎全体にしめる肺炎球菌の割合は20%程度、それ以外の80%の肺炎には効果がありません。

肺炎球菌ワクチンの種類について

肺炎球菌ワクチンには、ニューモバックスとプレベナーという2種類のワクチンが存在しますが、当院では、助成の対象でもあるニューモバックスを使用しています。

費用について

助成について

65歳になりますと、助成による肺炎球菌ワクチン接種の案内のハガキが送られてきます。接種期間は1年、1回限りですので、希望される方は、この機会に必ず接種するようにしましょう。

助成あり助成なし
肺炎球菌ワクチン4,300円7,000円
院長

以前は65歳、70歳、75歳、、、と5歳刻みで接種機会が設けられていましたが、もうなくなってしまいました。

効果の期間は5年

質問

肺炎球菌ワクチンはどれぐらいの期間効果があるのですか?

院長

ワクチンの効果期間は5年ですので、1回目の助成以降は、5年ごとに助成なしで接種する必要があります。

予約について

肺炎球菌ワクチンは常に在庫がありますので、いつでも接種が可能です。

院長

助成で接種される方は、大阪市から送られてきたハガキをお持ちください。

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院