コロナとインフルエンザの感染状況(3月26日)
発熱外来を受診される方が3月中旬頃はだいぶ減少していたのですが、3月下旬に入りまして気候の変化と花粉症などにより受診される方が増えてきています。
インフルエンザはほぼ収束か?
インフルエンザは季節性であるため、コロナウィルス感染症と異なりまして、気温が上がってきて、湿度も上がってきますと、自然と感染の流行がなくなります。
院長
コロナウィルス感染症とインフルエンザ感染症と大きく異なる点ですね。コロナウィルスも季節性であれば、すこし安心できる期間ができるのですが、今のところ、一年中、感染を疑い続けないといけません。
当院でも、最近まで、発熱をされている方に対して積極的にインフルエンザのチェックも行ってきましたが、流行が沈静化してきましたので、今後は周りの流行状況を考えながらのチェックになっていくことになります。
コロナウィルス感染症はどうなの?
グラフにもあるように、コロナウィルス感染症はくすぶっているっていう印象でしょうか?
ほとんどの方はPCR検査、もしくは抗原検査を行って陰性ではありますが、そろそろ年末年始の感染による免疫の効果が薄れていく時期にもなってきていますので、引き続き注意深く観察が必要と考えています。
その他の感染症
今年は、花粉症の症状を訴えられる方が多く、いままでは我慢できていたけど、今年は症状が強くて、、、っていう方が多い印象です
「花粉症だと思っていたけど、熱が出てきまして、、、」
といった症状で受診される方も多く、副鼻腔炎や気管支炎、肺炎、急性扁桃炎などで、発熱をされている方も多いので、おかしいなと思ったら受診をしていただければと思います。