10月15日からインフルエンザワクチン接種を開始します

熱中症予防に

8月に入りましても、大阪市は連日35度以上の気温を記録する酷暑が続いています。7月まではなんとかこの暑さをしのいでこられたお年寄りも、この8月にはいりまして、じわじわと体力を消耗されて、体調不良を訴える方も増えてきています。

外来での熱中症予防と栄養低下への対応

 

経口補水液の販売

患者様より、日頃水分を補給するのにどんな飲料を飲めばいいのか?とよく質問を受けます。当院では、市販されている経口補水液OS1が水分補給には適していると考え、受付にて販売しております。

 

栄養状態の回復

この暑さのために高齢者は食欲が減退気味になります。そして、徐々に栄養状態が悪化していく要因となり、免疫力の低下、感染のリスクの増大につながっていきます。飲むだけでもある程度のカロリーが得られ、健康に必要な成分を摂取することのできるクリミールを当院では採用し受付にて販売しております。

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経口補水液や栄養補助食品などは薬局などでも販売しておりますが、体調が悪いときはそこまでの余裕もありません。また、どのようなものが適しているのかもわからないため、当院ではあらかじめ商品を窓口で用意することで対応しております。

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外来診療時の対応

熱中症の可能性のある患者様は優先的に対応

体調の悪い方は受診時に窓口に申し出てください。看護師が問診しまして、必要な場合は優先的に対応して、早期に点滴などの処置を行います。

通院できない患者様へ

往診での対応

ここまで気温が高くなってきますと、なかなか当院までたどり着くことができなくなってくる患者様も多くなってきております。また、自宅では扇風機のみで、あまりクーラーを使われなかったり、気がついたら、脱水に陥っていたりと、普段は大丈夫な方でも、少し油断をすると気がつかないうちに、熱中症気味なっているという方も多く見受けます。

 

こんな症状に気づいたら!

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  • 徐々に食事量が減ってきている
  • いつもよりも反応が鈍い
  • 自宅で寝てばかりしている
  • 手足がつりやすくなっている

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など、いろいろな症状がありますが、まずは、普段と違っておかしいなと思ったら、、

熱中症になる前に「なにかおかしいな!」と気づくことが重要!

往診の申し込み

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[tl label=’まず最初に’ title=’当院への電話’]
まず、電話でご連絡をください。(電話番号 06-6708-6345)

[alert title=”状態が悪い場合”]

お電話をいただいて、状態が悪いと判断した場合は、救急搬送を含めて当院から指示をさせていただくこともございます。

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[tl label=’つぎに’ title=’往診の時間の決定’]

診察中は、急な対応が困難ですので、診察が終わり次第、往診に伺わせていただきます。

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[tl label=’最後に’ title=’往診での治療’]

診察により必要な場合は点滴などの対応を行います。また、診察で救急搬送が必要と判断することもあります。

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この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院