8月13日から15日までお盆休みです。

かぜ症状のある患者様へ

発熱、せき、たんなどの症状の方が増える季節になりました。

日中と夜間の寒暖の差が大きくなり、また、日によっても気温の変動が大きくなり、徐々に風邪症状を訴えられる方が増えてきています。今のところ当院では、今シーズンに入ってからのインフルエンザの検出はありませんが、テレビなどの報道によりますと、インフルエンザが流行期に入ってきている地方もあるということで、今後のインフルエンザの動向には注意が必要になってきています。

大阪市のインフルエンザの発生状況

大阪市のインフルエンザ発生状況(2019年第45週(11月4日~11月10日) )

市合計 市北部 市西部 市東部 市南部
0.46 0.50 1.21 0.09 0.35

市北部:北・都島・淀川・東淀川・旭
市西部:福島・此花・西・港・大正・西淀川
市東部:中央・天王寺・浪速・東成・生野・城東・鶴見
市南部:阿倍野・住之江・住吉・東住吉・平野・西成

[say]

この手のデータは、1週間遅れるため、最新の状況を反映していないことがありますが、今のところ、当院でもインフルエンザの検査を行いますが、陽性の方は出ていない状況です。

関東の方では流行が見られているので、大阪も12月に入ると流行期に入るかもしれません。(ちなみに、去年は12月中旬から流行期でした)

[/say]

 

感染症に対する当院の対応

当院では、感染症の患者様(発熱、咳、たん、嘔吐、下痢などの症状の患者様)は、通常の患者様とことなる対応を行なっています。

診察までの流れ

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’受付での申し出’]
発熱、せき、たんなどの症状がある場合は、来院後、すぐに受付に申し出てください。
[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’隔離による対応’]
風邪症状の患者様用に、カーテンで隔離ができるスペースを設けております。受付で申し出られた患者様は、速やかにそのスペースに移動していただき、そこで体温測定、問診票の記入などを行っていただきます。
[/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’優先的に検査や診察’]
当院では、番号を利用した順番受付を行なっておりますが、風邪症状の患者様はインフルエンザなどの可能性もあり、また、他の患者様への感染の問題もありますので優先的に検査、診察を行なっております。

[say]

待ち時間を気にせずに症状がある場合は受診をしてください。[alert title=”注意”]ここに文章[/alert]

[/say]
[/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’診察後’]
診察が終わりますと、患者様の症状に応じて、点滴加療、内服処方などを行なっていきます。
[/tl]
[/timeline]

予防接種を積極的に

予防接種というのは、接種を受けてすぐ効果が出るわけでははなく、約3週間ぐらい効果がでるまでかかります。今年の流行の状況からして、18日からの1週間の間ぐらいに予防接種を受けておいた方がいいと考えます。

[say]

現在のところ、昨年と比較して速いペースで、予防接種を受けていただいております。しかしながら、昨年よりも流行期が早くなる可能性が大きいため、まだ、予防接種を受けられていない方は早い目に受診してください。

[/say]

[alert title=”予防接種は診察時間外に!”]

風邪症状の患者様が増えてきますと、診察に行くと風邪をうつされるんじゃないかと不安になる方もおられます。当院ではインフルエンザ予防接種などの予防接種に限り診察時間外での受付を行なっています。ウェブからの予約以外に、電話での予約も受け付けておりますので、お問い合わせください。

[kanren id=”7539″]

[/alert]

 

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院