8月13日から15日までお盆休みです。

感染対策はそのままに、

大阪府の非常事態宣言が解除になりました。

5月21日に大阪府の非常事態宣言が解除になりました。医療機関は自粛の対象ではなかったため、一部運動療法などのサービスを除いて通常通り診療を続けて参りました。今回の長期間の自粛期間のために、いつの間にか季節も5月末まで進んでしまい、今後、自宅での熱中症など、夏の病気の心配が必要な時期にもなってきました。体が気温上昇になれない時期でもありますので、体調を崩された方は、無理をされずに早い目に当院に受診をして頂ければと思います。

感冒症状の患者様

以前と比較して、保健所に電話されてその後に当院を受診される患者様は、すこし現状していますが、やはり時期的に気温の寒暖差があるために、感冒症状を訴える方もおられます。
しかしながら、皆さん気を使って頂いてか、まず、保健所の方に連絡される方も多く、当院としてもできる限り対応をして行きたいと考えています。

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保健所との謎のキャッチボール
保健所に電話をされますと、最近では、「近くのクリニックを受診して頂き、そこの医師の判断で検査をうけてください。」という指示をされましたという方が増えています。
当院では、保健所での判断を尊重して診察を行っていますが、保健所が一番最初の砦ですので、もう少し踏み込んで検査を勧めて頂いてもいいのかな?と正直思ってしまったりもしています。でも、検査自体は、お願いすればして頂けるので、その都度、判断はさせて頂いております。
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PCR検査は積極的に

感冒症状があり、保健所から近くのクリニックへと勧められた患者様には、受診時にPCR検査を希望されるかどうか?相談させて頂いております。もし、健康状態が不安で、PCR検査を希望される場合は、一度、電話を頂いて、すこし時間帯をずらして診察をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

今後の危機

現状、大々的な抗体検査が始まっていませんので、何%の方が抗体を持っているのか不明ですが、まだ、抗体をもたれていない方もたくさんおられると思います。ですから、今後も気を許さずに感染予防を行って行く必要があると思います。
非常事態宣言が解除になり、第一段階の平常化へのステップが始まりましたが、日本国内でも、どこかに潜在的な感染者がいる可能性があります。新幹線やら飛行機での往来が増えると、再度感染が増える可能性も否定は出来ません。
そして、今後しばらくして、海外の方が日本に来られるようになれば、断続的に集団感染がおこる可能性がありますので、私たちも慎重に推移を見ていく必要があると思います。

抗体検査は?

抗体検査のキットは発注を行っていますが、なかなか届きません。当初の予定では5月初旬には届くはずだったのですが、、、
現状、PCR検査の陽性率が下がっているため、心配してすぐに調べる必要はないともいますが、第2波と呼ばれるような、再流行が起こる前にある程度検査が出来る態勢が出来ていればと思います。
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抗体検査のお問い合わせも頂くのですが、まだ、検査キットが入ってきていないため、残念ながら調べることが出来ません。
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当院の感染対策

新型コロナウィルスの流行が始まった時から、当院でも既存のシステムの運用を見直すような形で、感染予防を行っております。
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この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院