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ワクチン接種予約の一旦中止に突然追い込まれる。

2021年6月30日

ワクチン接種の予約の一旦中止までの顛末

供給量の減少がいきなり通達される

当院では、ワクチン接種開始直後から、積極的にワクチン接種をおこなう方針のもと、平均252回/週の予定でワクチン接種の予約→接種を続けておりました。しかしながら、突然、6月29日にファックスが届きまして、以下の様に予定量の変更がありました。

要求量配給量
7月6日13290
7月9日13290
院長
単純に、262→180への配給量の減少、82人の接種ができなくなるということを1週間前に通達されたわけです。

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接種の手配

ワクチンの接種量の要求は、2週間前ぐらいにファックスで行います。

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1
要求量の決定

当院では、だいたい250回/週を最大して、すこし前後しながらワクチン接種の要求を行っていました

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ファックスで送信

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配給量の決定通知

今回は、この段階で目が飛び出るような数値が記載されていたわけです。

院長
一応、前回このシステムになる前に、要求数に対して少なくなることはないのか?と確認はしていたのですが、そのようなことはないとの回答であったので、安心しておりました、、、、が

当院での対応

1週間前の3割減の通達は、はっきり言って苦しい!!!

方々に電話をしてお願いに回る

基本、私たちは受け身ですので、何ら決定権を持っていない以上、お願いをするしかなくなります。で、大阪市を含め方々に電話をしまして、「なんでこんなことになってるの?」っていうことで、説明を求め、改善をして頂くおねがいを行いました。

院長
結果は、「ない袖は振れぬ」ということで、以降の接種延長につながっていきます。

大阪市の実情

電話をすることにより、現在の大阪市の実情を教えていただきました。

日程(週ごと)要求量在庫
6月29日〜19万件19万件
7月6日〜25万件18〜19万件
7月13日〜未定残り40万件ほど
7月20日〜未定

6月末までは20万件以下で推移していた要求量が、そのまま推移するものと思っていたところ、7月6日にのワクチンの要求量が25万件に跳ね上がってしまい、このままの要求量どおりにいくと、7月末を待たずに、在庫がなくなってしまうため、ワクチンの減量をせざるを得なくなってしまった。

あと、接種の窓口を増やすための努力をしていたため、新規の要求もある程度満たさざるをえず、既存の要求を減らさざるを得なかったとのことでした。

 

ここでQ&A

患者様
そもそもワクチンが予定通りに供給されるものと思ってたのですか?
最初に私たちは確認しました、要求量が減らされる場合があるのかどうかと、、、でも彼らは言ったのです。そんなことはまずありませんと、、、
院長
患者様
64歳以下の方のワクチン接種を診療所で受け付けたらダメだったんじゃないですか?
先ほど、大阪市のワクチンコールセンターに電話をして確認しましたが、コールセンターでも、64歳以下の方の接種の場合は近隣の診療所・クリニックを紹介していると言うことです。
院長
患者様
予約が多すぎるんじゃないですか?
かかりつけの患者様、2回目の接種、かかりつけ以外の方がそれぞれ30%ずつで対応しています。マンパワー的に限界で接種に取り組んでいる状態で、逆にこれ以上は増やせません。
院長

 

ワクチン量が減るということで、さて、どうしたものか?

批判はあると思いますが、当院では8月初旬までのワクチン接種の予約をはじめていました。

当時の国の文言

  • 7月末までに高齢者のワクチン接種を終了させる
  • 100万回接種/日を目標に接種を進める。
  • 高齢者が終われば、それ以下の人にも接種を積極的に行う

こんな感じの話がテレビやネットであふれていましたので、開始後1ヶ月でワクチンが足りなくなるようなことになろうとは全く思っていませんでした。

 

でも、実際にはワクチンは足りなくなっていたのです。

注意ポイント

2回目の接種を最優先に

7月26日の方の予約を延期へ

折角、予約をして頂いて申し訳なかったのですが、配給が来ないものを打つこともできませんので、ワクチンの供給量がはっきりするまで、予約して日の浅い方々に連絡を行いました。ワクチンの供給がはっきりすれば、優先的に予約を入れさせて頂く予定です。

さらに対策が必要に

7月1日に松井市長より、新規の集団接種の予約を見送る可能性の発表があり、その翌日には12日から、新規の集団接種(ファイザー社製ワクチンのみ)を中止する決定がありました。当院でも、8月に2度目のワクチン接種を行う方々の接種見通しがかなり難しくなっているものと判断し、7月12日から予約をして頂いている方に対してもワクチン接種の予約の延期をお願いすることとなりました。

院長
今後の優先予約につきましては、7月12日の週に予約されている方から先に順々にワクチンの在庫が整い次第、ご連絡をさせていだだく予定です。

調整が続きます

7月5日の週の途中、7月7日、8日、9日のワクチンの供給量が3割減になった調整が必要です。正直なところ、132→90は、2回目の接種の方のこともあり、無理であるためいろいろ裏技をつかってなんとか乗り切れそうなところまで、調整をすることができるようになっています。

院長
3週間後の2回目のワクチンにつきましても7月中であるため、大阪市から定期的なワクチンの配給が受けれるものと信じております。

今後のワクチン接種について

今回のことがあり、私を含め、スタッフともに接種行政に振り回されまくりました。

しかしながら、今後もワクチン接種は積極的に行って行く方針です。

今後、異なる点

  • ワクチンの入荷量が減ってしまう
  • 2回目接種用ワクチンの確保が必要になる

今までは、在庫を信じて、1回目が終われば自動的に2回目のワクチンが来るということを見込んでいたのですが、今回のようなことがありますと、必然的に2回目接種用のワクチンを確保してから予約の受付を行う必要があるのではないかと考えます。

 

注意ポイント

今後は、今まで通りの量のワクチン接種はしばらく困難になると思います。

ハイブリッド接種が中心に?

最近では、ファイザーのみ、モデルナのみ、アストラゼネカのみといって、おんなじ会社での2回うちよりも他社のワクチンを混合した方が、より効果が強くなると言った報告がなされるようになってきています。

院長
アストラゼネカ→ファイザーという接種の仕方が有効であるいう報告があり、今後、ファイザー社製ワクチンの不足を補うために、テレビやネット等で取り上げられるようになるかもしれません。

 

抗体量のチェックも開始しました

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