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当院の物理療法

物理療法とは、、、

柔道整復師や鍼灸師など人が行う治療ではなく、物理的な機械を用いることにより、痛みの治療を行なっていく方法です。

当院では、ウォーターベット、SSP、低周波治療器など様々な機器を導入して、外来での治療を行なっております。

当院の物理療法の種類

ウォーターベッド 型マッサージ器(アクアラックス)

 

水圧刺激によりストレスの解消、血流の改善、筋肉疲労物質の除去などを行なっていきます。横になるだけで、治療を受けることができるため、腰に痛みのある方でも安全に治療効果を得ることができます。

 

 

 

低周波、干渉波組合せ治療器(セダンテ・ネオ)

いわゆる、電気治療の機械です。

ある一定の周波数の波を当てることにより、血流を改善し、筋肉痛や神経痛などの痛みに対して、表面だけでなく深部の痛みに対しての効果が期待できます。

 

 

 

 

 

SSP治療器(Trimix Lunus)

電気鍼治療を行う機械のことです。仕組みとしましては、ツボの電極を置き、ごく狭い範囲でパルス刺激を与えて痛みに対しての治療を行う方法です。効果としましては腰痛や背部痛に効果を発揮します。

エアーマッサージ器

両足に装着する機械で、空気圧で下肢全体のマッサージを行う機械です。効果としまして、足のむくみの改善、血流改善、神経痛、筋肉痛に効果があります。

物理療法の治療効果は?

当院では、物理療法の機器を複数導入し疼痛の緩和に取り組んでいます。高齢者の患者様は年齢とともに筋力の低下が顕著になり、徐々に色々な痛み(腰痛、両膝痛、股関節痛、両肩の痛みなど)を訴えるようになります。75歳ぐらいまでの方であれば、積極的な運動療法で痛みの緩和を図ることがことができるのですが、高齢になると、体自体を動かすことが困難になるため、物理療法が必要になってくると考えております。

今後の痛みに対してのアプローチ

柔道整復師による治療

現在、当院では常勤の柔道整復師による痛みへの治療を行なっております。物理療法の治療以外にも柔道整復師の治療を加えることにより、より疼痛の緩和を図っていっています。

理学療法士による本格的なリハビリ治療

5月より、通所リハビリテーションを開始する予定です。このリハビリテーションは、デイサービスとは異なり、積極的に筋力の回復を図り、日常生活での不自由さをリハビリテーションを通じてなくしていくという目的の治療になります。

 

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院