特定健診

特定健診

2018年2月16日

特定健診は40歳以上が対象で、各自治体などから特定健診用の書類が送られてきています。

特定健診とは

ポイント

  • 1年に一度の受けることのできる健康診断
  • 生活習慣病を中心とした項目のチェックができる

費用

費用は無料ですが、持ってきて頂く書類があります。

予約

ポイント

  • 10時間の空腹が必要
  • 特定健診は午前中にするのが楽
  • ネットで予約をすることで、待ち時間の短縮が図れます。

特定健診の予約

持ってくるもの

ポイント

  • 特定健診のために送られてきた封筒
  • 本人確認の為の健康保険証

チェック項目

問診
身体計測
診察
血圧測定
尿検査尿糖/尿蛋白
血液検査脂質中性脂肪/LDL/HDLコレステロール
肝機能GOT/GPT
血糖血糖値/HbA1c
腎機能クレアチニン/尿酸

どんな病気がわかるの?

数値だけの判断で、下の表の様な病気がすぐ分かりますが、それ以外に表面に出ていない病気の傾向を見ることもできますので、結果説明の時にさらに必要な検査などがあれば説明をさせて頂きます。

分かる病気の一部

  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 肝機能障害
  • 腎機能障害
  • 高尿酸血症
  • 貧血
  • 心電図異常

項目の詳細について

血圧、身長、体重、腹囲

簡単な検査ですが、非常に重要な検査でもあります。年に一度はチェックして、自分の状態を確認することは非常に重要と思います。

血圧

血圧は、2回計測することになっています。両方とも記録をする形になりますが、あまりに高い場合は診察がすぐに必要になる場合もあります。

脂質の異常

検査項目

  • 中性脂肪
  • LDLコレステロール
  • HDLコレステロール

いわゆる高脂血症・脂質異常症の診断の基準となる数値です。数値が高いと血管が硬くなってきて、脳梗塞、心筋梗塞の原因になってきます。

院長

若い人の健康診断でも、結構LDLコレステロールの高い方がおられます。年齢が高くなってきますと血管への影響が大きくなるので、50歳以上の方は積極的に下げる努力が必要でしょう。

肝機能

検査項目

  • AST
  • ALT
  • γGTP

急性肝炎・慢性肝炎・アルコール性肝炎・脂肪肝などで上昇してくる数値です。

院長

最近は、ウィルス性肝炎が減っていますので、慢性的に上昇している原因としては、お酒を飲まれる方はアルコール、それ以外は脂肪肝に伴う上昇が多くなってきています。

腎機能

検査項目

  • クレアチニン
  • eGFR

クレアチニンは腎臓機能の指標となる数値で、高くなると問題になります。

院長

腎機能は、年齢とともに徐々に低下していきますが、あまり自覚症状が伴わないので定期的なチェックが必要です。

eGFRはGFR(糸球体濾過量)をクレアチニンの値と年齢、性別で簡単に推測するようにした数値です。

尿酸値

主に痛風発作の原因となる数値です。

院長

お酒を飲まないのに尿酸値が高くなる方が多くなっている印象です。

プリン体の最終産物なので、プリン体を多く含む食べ物を食べていると数値が上昇します。

基本、お酒以外にも、お菓子・アイスクリームなどの甘い物の摂取も尿酸を上げる原因になります。

糖尿病

検査項目

  • 血糖
  • HbA1c

おもに、HbA1cという血糖の平均値の上昇が糖尿病の指標になっています。

院長

若いときは、健診ですこし血糖値が高いことを指摘されていた方が、歳をとって、生活習慣の変化はなく糖尿病になっていきます。

最近では、薬の種類も増え、糖尿病の治療薬で体重が減る効果も期待できたりしますので、放置せずに積極的に治療に取り組むことが重要です。

尿検査

ポイント

  • 尿蛋白
  • 尿糖
  • 尿潜血

尿を取って、テストテープで判定する簡便な検査です。しかしながら、糖尿病、ネフローゼ症候群、尿路感染症、腎結石などなどいろんな病気の入り口の検査として非常に重要です。

院長

尿蛋白、尿糖だけでなく、尿潜血などのチェックも行います。

男性の尿潜血反応であったり、尿蛋白の陽性などは注意が必要です。

尿糖に関しては一緒に糖尿のチェックもしていますので、そちらを参考にします。

貧血の精査

診察にて、顔色や眼瞼結膜の状態から貧血であるかどうかのチェックを行います。そのなかで、貧血が疑われる場合は、採血の項目に貧血の項目を追加しております。

ポイント

  • 赤血球数
  • 血色素量
  • ヘマトクリット

貧血は重要な検査項目のひとつで、ここから胃癌・大腸癌といった消化器系の癌の発見につながることもあります。

院長

徐々に進んでいく貧血などは、定期的は採血による経過観察が必要です。

特に男性の貧血や高齢になってからの貧血ついては、原因を突き止める必要があります。

貧血以外にも白血球数と血小板数のチェックも行いますので、貧血以外の病気の発見にも有用です。

心電図

聴診、診察で所見が認められますと心電図検査を追加します。

特定健診を補おう

正直なところ、特定健診はよくできた検査ですが、不足な部分も多々あります。以下の項目が特定健診にあったらいいなーって思うところではありますが、癌検診など代わりになる検診があるため、それで代用することができます。

胸部レントゲン

胸部レントゲンは通常の健康診断、または、診察のなかで行っています。

便潜血検査

大腸癌健診で便潜血検査を行う事ができますので、特定健診を受けるときに

胃内視鏡検査

大阪市の胃内視鏡検査による胃癌検診を行っています。

対象者

  • 対象年齢は50歳以上
  • 定期的に胃の検査をされていない方
院長

少し条件はありますが、50歳以上の方は一度相談していただければと思います。

異常が見つかったら、、

特定健診に限らず、健康診断で異常が見つかった場合は、必ず医療機関を受診しましょう

健康診断は受けた後が重要です。

院長

健康診断を受ける目的は、異常を早期に発見して、早期の治療につなげていくのが目的です。自覚症状がないからといって、受けたままにせず、異常の程度によっては、きちんと医療機関を受診することも重要です

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