10月15日からインフルエンザワクチン接種を開始します

在宅診療

通院から在宅診療へ

年齢がいきますと、普通に外来受診をされていた患者様も足腰が悪くなり、通院が困難になってくることがあります。

当院では、かかりつけの患者様の足腰が弱らないようにするためための通所リハビリサービス通院できなくなったときの在宅支援診療所としての活動を通して、高齢になってもずっと安心して通院していただけるような環境を作り上げています。

在宅支援診療所とは?

どんなサービスを受けられるの?

  • 患者様を直接担当する医師または看護師が、患者様およびそのご家族様と24時間連絡を取れる体制を維持すること
  • 患者様の求めに応じて24時間往診の可能な体制を維持すること
  • 担当医師の指示のもと、24時間訪問看護のできる看護師あるいは訪問看護ステーションと連携 する体制を維持すること
  • 緊急時においては連携する保険医療機関において検査・入院時のベッドを確保し、その際に円 滑な情報提供がなされること
院長

24時間対応できる体制とできる範囲で取れるようにしています。また、当院のバックアップ医療機関は長吉総合病院となっています。

在宅診療のはじめ方

STEP
電話で問い合わせ
院長

当院のかかりつけの患者様は、外来の時に相談をしていただければと思います。すこし余裕のある状態の時から相談してただければ

情報収集

当院が初めての患者様は、下記のような情報をあらかじめ教えていただく必要があります

  • 通院されている病院や治療内容など
  • 介護度
  • 現在受けられている介護サービス
  • ケアマネジャーやキーパーソンとなる人の連絡先や連絡方法
院長

細かい内容については、看護師による連絡の際に伺います

STEP
往診から開始へ

いろいろな情報が揃った上で、在宅診療をはじめるにあたり、まずは往診での対応からはじめて行きます。

院長

事前の情報収集で、当院での対応が困難な場合もありますので、あらかじめご了承ください

STEP
在宅支援診療所との契約

定期的に往診を行っていくにあたり、在宅支援診療所(当院)との契約が必要になります。

病院から退院される場合

入院経過が順調で、退院後、在宅診療を希望される場合、当院で現在入院されている医療機関と連絡を取りまして、他院後もスムーズに在宅診療に移行できるように調整をさせて頂いております。

院長

こちらも看護師が事前に、医療機関どうして情報交換をおこない、ある程度の病状を把握してから、受け入れ可能かどうかの判断を行います。

往診のできる地域

平野区中谷医院
院長

大阪市平野区の南東部に位置しております。現在、在宅診療で伺っているのは、主に平野区が中心となっていますが、大和川を超えれば、松原市や藤井寺市も近いですので、平野区という範囲にこだわらずにご相談をいただければと思います。

往診と在宅支援診療所

基本的に、往診で行うことに通常の往診と在宅支援診療所からの往診で大きく変わることはありません。

24時間対応というのが、「往診」という環境下では、体制が取れないというのが、大きな違いです。

院長

在宅支援診療所の契約がなくても、往診という形で対応できますので、自宅から移動が困難な場合の時はご相談いただければと思います。

外来診察中の対応

どうしても、身がひとつなので外来診察中のすぐの依頼に対応できないことがあります。その場合、経過観察ができる場合は、外来終了後に速やかに対応をさせて頂きますが。緊急を要する場合は、緊急時の提携先である長吉総合病院に受診をお願いしたり、救急要請をしていただく場合もあります。

院長

1人での対応になってしまいますので、対応にすこし時間を要する必要が出てきます。

現在の活動

在宅支援診療所をして登録を行ってから、2022年で4年ぐらいになります。当院の外来患者様の高齢化も進んできており、往診での対応や、自宅で看取りをさせて頂くことも多くなってきました。在宅支援診療所として、患者様と契約を行いますと、24時間365日の対応が可能となり、安心して診察を受けていただくこともできるようになります。

訪問看護ステーションとの連携

問看護ステーションを併設していませんので、患者様のご希望の訪問看護ステーションを選んでいただいたり、また、当院から訪問看護ステーションをご紹介させて頂けたりしますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院