10月15日からインフルエンザワクチン接種を開始します

第9波がはじまるの?

6月5日からの当院での検査状況

ここ最近はあまり変化することなく抗原検査、PCR検査を行っています。

院長

抗原検査だけだと、偽陰性の可能性もあるため、PCR検査もひきつづき行っております。

陽性者は増えているの?

それほど、ここ最近の傾向が変わってきているという印象はありません。増えてくるかな?と思っていても、また、通常に戻っていくような印象です。

院長

第9波の入り口という表現がありましたが、今のところそれほどの感染状況の悪化は見られない印象です。しばらく推移を見守る必要があるでしょう。

すこし勉強会に

この週末を利用しまして、コロナの勉強会に参加をしてきました。

  • 今後の感染予測
  • ワクチン接種は必要?
  • 治療薬の処方について

今後の感染予測

当院では、現在は2週間ごとに感染者の状況の推移をみています。

今後の感染の予測については、現在ところ、「新しい株の出現」がなければ、今の状況が続くのではないかということです。

院長

現在の株はXBBが主流になっており、重症化される方もかなり減っています。
だた、新しい株は常に出現してくるため、引き続き注意深く経過を見てくことも必要です。

ワクチン接種について

当院では、1週間に40人前後のペースでワクチン接種を進めています。

配られるワクチンが毎週52人分なので、配られたワクチンを接種に回して途切れなく行っている状態です。

ワクチン接種は必要なのか?

ワクチン自体は、接種後4ヶ月程度の感染予防効果が期待されるため、高齢で、基礎疾患があり、ワクチン接種による副反応のない方はワクチン接種をしていただいてもいいと思います。

院長

現在は、接種を希望される方にのみ接種をしている状況です。

治療薬について

高齢で重症化のリスクのある方に対しては、以前と同様に治療薬の処方が必要となります。

院長

一時期と比較して、治療薬を処方する頻度は減ってきていますが、ケースバイケースでの処方を行っております。

後遺症を防ぐ効果?

コロナ治療薬を使用することにより、コロナウィルス感染による後遺症を防ぐことができるのではないか?ということが、議論に上がっていました。

現在のところ、まだはっきりしたことは言えないということで、今後も注目して行きたいと思います。

治療薬が高い

現在、国が薬の費用を負担していることあり、あまり気になることはありませんが、今後、この制度も無くなることが予想されます。

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院