睡眠中の呼吸状態をチェック
睡眠のチェックのために、簡易検査をしてみました。
起きている時の体調については、意識がありますから、特に調子が良し悪しについても自覚することができるのですが、眠っている時の自分の状態については、気付きたくても気づくことができません。さらに、夜中の検査ということになりますと、入院などが必要になるのでは?と思われる方もおられるのではないかと思いますが、、、検査機器がだんだん良くなってきまして、簡単に装着、検査をできることもできるようになりました。今回は、自分の睡眠について、一度チェックしてみようということで、検査機器をお借りして睡眠時無呼吸の簡易検査を行なってみました。
どれだけ簡単な装着なのか?
鼻に検査機器をつける必要がなくなった
以前の睡眠時無呼吸の簡易検査キットでは、いつも鼻のエアフローを測定するために、鼻にエアフローセンサーをつける必要がありましたが、今回の睡眠時無呼吸の簡易検査機器(PHILIPS社のウォッチパッド ユニファイド)は、なんと写真のように、喉の下にセンサーを貼り付けることで、検査ができるとのこと。
[st-kaiwa1]自分でも写真を撮っててみましたが、見苦しかったので、カタログから写真を拝借しております[/st-kaiwa1]
手には検査機器を装着して、準備OK!
これが、腕と指につける検査機器の本体になります。先程の、喉につける検査キットと線でつながっていますので、服の下に這わせる感じで装着することが必要です。
実際に装着をして体験
では、装着までの手順です。
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[st-timeline-list text=”腕に機器を装着” url=”” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”” bgcolor=”” center=””]
おっきな腕時計と指サックをつけるような感じですね。ちょっとした違和感がありますが、普段、腕時計をしているのとそれほど変わりはありません。実に簡単です。
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[st-timeline-list text=”胸のところ機器を装着” url=”” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”” bgcolor=”” center=””]
裏が両面テープになっているので、配線に気をつければ装着感もなく自然なかたちで就寝することができます。
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[st-timeline-list text=”寝る体制が整えば電源をON” url=”” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”” bgcolor=”” center=””]
電源をつけますと、機器のチェックが始まります
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[st-timeline-list text=”準備完了” url=”” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”” bgcolor=”” center=””]
最終的に、表示が写真のようになれば、睡眠に突入です
[st-timeline-list text=”起床後” url=”” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”” bgcolor=”” center=””]
約7時間ぐらいの装着が終了しました。腕から外した後も機械は動いていますが、そのままほっといても解析には問題はないようです。(自動的に睡眠をキャッチしているので、、)
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[st-kaiwa1]ちょっと肩が凝りますね、、、、やはり日頃、装着しないものを装着しての検査ですので、熟睡はしていますが、起床の時にすこし緊張による肩こりを感じました。しかしながら、鼻にエアフローのセンサーを取り付けるもの比較して、胸にセンサーをつける方が、簡単で気分にも就寝しやすいと思います。[/st-kaiwa1]
結果はいかに、、、
睡眠時無呼吸についてチェック!
今回の検査では、睡眠時間が6時間ぐらいでした。検査に必要な睡眠時間は4時間以上なので、十分に検査の信頼性はある結果です。で、データがいっぱいあるのですが、睡眠時無呼吸検査の簡易検査の場合、pAHIの値が、重要になりまして、下のグラフのように、数値が高ければ、高いほど重症になっていきます。
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今回のpAHIは7.4と軽症の範囲内でした。睡眠中のことは調べてみないとわからないので、結果が良いとホッとしますね。
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いびきのチェック!
胸にセンサーをつけているだけなのに、いびきのチェックもできます。結果をみますと、人間ですから、全くいびきをしていないわけではありませんが、自分の結果としてはまだ許容範囲内かなという感じですね。睡眠中の約4%の時間、いびきをかいてはいますが、、、
[st-kaiwa1]睡眠時無呼吸はなくても、睡眠中のいびきは結構気になるところですよね。こうやって、実際にグラフ化、数値化されてしまいますと、変に納得してしまうかもしれません。[/st-kaiwa1]
眠っている体勢もチェック!
今回、結構驚いたのが、この寝ている時の体勢です。個人的なことなのですが、普段、就寝するときは、決まって右を下にして眠るのですが、結果を見ると、ほぼ上むき(仰臥位)が一番長くて、右下にして寝ているつもりでも、結果的に左下で寝ている時間も同じぐらいになっていました。
[st-kaiwa1]ときどき、左右どちらかの方向でしか寝れません!と訴えられる患者様もおられますが、睡眠時は、無意識に体勢を変えている可能性も十分ありますので、一度検査をしてみて、客観的に見てみること必要かもしれません。[/st-kaiwa1]
睡眠の質についてもチェック!
睡眠の各ステージについても調べることができます。
REM睡眠 | 脳が活発に働いている睡眠 |
nonREM睡眠 | 脳が休んでいる睡眠 |
[st-kaiwa1]結果を見ますと、深く睡眠が取れている時間が、少し少ないように思います。おそらく、機械を装着していることと多少なりとも関係していて、結果的に眠りが浅くなったことが考えられます。[/st-kaiwa1]
1日つけて寝るだけでいろいろわかる
睡眠時無呼吸の簡易検査なのですが、無呼吸だけでなく、それ以外に、いびきや睡眠時の体勢、睡眠の質についてもチェックすることができるところがすごいところ、無呼吸以外にも、自分の睡眠について調べたい方は、是非一度行なってみては!と思います。自宅でできますしね。
費用はについて
今回の検査の場合、3割負担で検査費用として約3,000円となっています。
[st-kaiwa1]検査の予約を受付中です。[/st-kaiwa1]
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睡眠時無呼吸の治療などについては
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