コロナウィルスのワクチン接種は終了しました

AGAをはじめて見ました

髪の毛のボリュームが減ってきた!

年齢を重ねてきますと、どうしてもこうなるのでしょう。特にお風呂で髪の毛を洗った後に、髪の毛のボリュームが減っていることをすごく自覚します。周囲に尋ねますとまだ大丈夫といわれますが、自分ではすごく気になります。頑張って頭皮マッサージをやってみているのですが、効果が出ているかどうかはよくわからないのが事実。育毛シャンプーなども考えますが、医学的にどうなのか?ということで、高いシャンプーを買う気にもなりません。

脱毛のメカニズム

遺伝的な因子もその原因として十分に考えられますし、年齢的な因子も関係しているでしょう。それでも抵抗をしていきたい。簡単な脱毛のメカニズムについてのおさらいです。

[st-mybox title=”脱毛の流れ” fontawesome=”fa-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no st-list-border” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 男性ホルモンであるテストステロンが分泌
  • 毛乳頭細胞(前頭部や頭頂部に存在)でテストステロン→デヒドロテストステロン(DHT)に変換
  • DHTに結合した男性ホルモン受容体は毛母細胞の増殖を抑える
  • だんだん髪の毛が薄くなる。

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[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-attention” fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”#ffcdd2″ borderwidth=”” iconsize=””]男性ホルモンを減らすことで、毛母細胞を増やすことができる?のです。[/st-cmemo]

脱毛を抑えるために勧められるお薬は3つ

[st-mybox title=”チェックリスト” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-check” margin=”25px 0 25px 0″]

  • フィナステリド
  • デュタステリド
  • ミノキシジル

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フィナステリド、ディタステリドは内服薬、ミノキシジルはテレビコマーシャルでおなじみの「リアップ」(商品名)ということになります。

では、どれが有効なのか?

フィナステリド、ディタステリドは併用することはあまりないと思いますので、どちらかの内服とミノキシジルの併用という形がいいのかもしれません。

ただ、費用的な部分を考えますとまずは、フィナステリド内服(4,000円/月 当院)ではじめてもいいのかもしれません。

フィナステリドについて

[st-mybox title=”作用の仕方” fontawesome=”fa-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no st-list-border” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 男性ホルモンであるテストステロンが分泌
  • 毛乳頭細胞(前頭部や頭頂部に存在)でテストステロン→デヒドロテストステロン(DHT)に変換
  • この変換を阻害するのがフィナステリドの作用
  • DHTが低下することで、毛母細胞の増殖抑制がなくなる
  • 徐々に髪の毛が増えてくる

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[st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

フィナステリドは内服始めてから3ヶ月程度経ってから効果を実感するようになります。

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フィナステリドの副作用

[st-mybox title=”チェックリスト” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-border st-list-check” margin=”25px 0 25px 0″]

  • まれに肝機能障害が出現する
  • PSA(前立腺癌の腫瘍マーカー)が低くなってしまう

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現在の頭皮の現状

頭皮

[st-kaiwa1]髪の毛を切りに行った当日の頭皮の状態です。印象としては、以前に比べて、髪の毛が細くなり、密度の低下も目立つようになってきています。白髪も結構増えています。[/st-kaiwa1]

頭髪の状況、、、Q&A

[st-kaiwa6]まだ、禿げているという状況までいっていないので、治療をするなんて過剰反応では?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]そう言われると、時期尚早なのかもしれませんが、無くなってからでは遅いと思いますので、、、[/st-kaiwa1]

 

 

さて、どうしたものか?

写真を撮ってみますと、当たり前ですが、改めて少なくなったなーっていうのを実感しますね。毛根がなくなった後では遅いので、まずは行動をしてその結果で続けるかどうかを考えていきたいと思います。

 

考えても仕方ないので内服を開始

頭皮マッサージをしているのもだんだん疲れてきましたので、ここは一念発起しまして、フィナステリドの内服を開始しました。

[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-attention” fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”#ffcdd2″ borderwidth=”” iconsize=””]フィナステリドはまず最低3ヶ月の内服が必要[/st-cmemo]

フィナステリドの副作用

[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]

  • 肝機能障害
  • 性欲減退やEDの問題

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[st-kaiwa1]副作用の問題は、すべての人に起こる訳ではないので、まずは飲んでみて何らかの症状が出てきてから考えましょう[/st-kaiwa1]

1ヶ月の内服を終了して

現在、特に副作用と思われるような自覚症状の変化もなく、内服を続行しております。

内服を開始して良かったと思うこと

まだまだ、1ヶ月の内服ということで、毛が生えたかどうかという判断は難しいですが、内服をすることにより、毛が少なくなるかもしれないという不安感から少し解放されております。

実際の頭髪の様子

AGA

[st-kaiwa1]1ヶ月経つと髪の毛が普通に伸びてきますので、なかなか評価は難しいところです。このまま、しばらく内服を続行して経過を見ていきたいと考えています。[/st-kaiwa1]

1月4,000円の自分への投資

効果がなければ途中で止めてしまえばいいので、まずははじめて見ました。無くなってからでは遅いので、、、、

当院では、プロペシア、フィナステリド(プロペシアのジェネリック)、ザガーロの処方を行っています。

[st-card myclass=”” id=”7630″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

[st-kaiwa1]私自身は、今回は費用対効果を考えて、フィナステリドを選択。因みにジェネリックメーカーは東和薬品です。[/st-kaiwa1]

 

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院