10月15日からインフルエンザワクチン接種を開始します

2018年の大腸カメラの実績

128例の大腸カメラを行いました

大腸ファイバー件数

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昨年と比較しますとすこし件数の増加傾向にあります。

大腸カメラの検査は、2017年より当院で行うようになりました。定期的に大腸のチェックを行い、大腸ガンの予防をされることをお勧めします。

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前年の大腸ファイバーの結果についてはこちら

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大腸カメラの年齢の内訳

cf_hito_2018
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検査の性質上、あまり高齢のかたはリスクが大きくなるため、積極的には行っていません。
とはいえ、2018年の検査では最高齢が90歳と元気な方であれば、安全に検査を受けていただくことができます。
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80%以上の方で異常が見られました

cf_problem_2018

全体の82%の患者様で、大腸の異常(主にポリープの形成)が見られました。

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基本的に、大腸カメラでは、大腸ポリープの発見、治療が中心となります(他に炎症性疾患もありますが、頻度は多くはありません。)
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年齢別による異常

ポリペク2018

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年齢が60歳を超えますと、大腸の異常が80%以上と異常所見が見られることが多くなります。

このことから考えますと、50歳〜60歳ぐらいになりますと、一度大腸カメラの検査を受けた方がいいのではないかと考えます。

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約半数の方は、当院でポリペクトミー

大腸ポリペクトミー

1cm以下のポリープについては、当院でポリペクトミーを行っています。実施しない理由としては、当然のこととしてポリープがない場合。そして、ポリープが大きくて切除の対象とならない場合があります。

 

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大腸ガンと大腸腺腫の関係についてはこちら

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大腸カメラを定期的にして、ポリープを切除することが大腸ガン予防に重要です。

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当院でポリペクトミーが困難で紹介した件数

 

23件/128件

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診療所では、どうしても大きなポリープの切除が困難(ポリープが大きいと出血や穿孔(腸に穴が開くこと)の危険性が高くなります。)のため、検査後、どうしても規模の大きな病院に紹介をして加療を受けていただく必要がある場合があります。

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当院で切除できるポリープの詳細についてはこちら

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大腸ガンは1例のみ

2017年は、大腸カメラにて7件の大腸ガンを認めましたが、2018年は、検査件数が増えたにも関わらず、1件だけでした。

 

 

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院