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大阪市の胃ガン検診(胃カメラ)

胃カメラによる大阪市胃がん検診を実施中

2017年10月から大阪市の胃ガン検診が変わりました。今まで、胃部X線検査(1年に一度)だったものに、胃内視鏡検査(2年に一度)が加わる形になりました。当院では、以前より、通院患者様を中心に胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査を行なっておりましたが、この度、制度をが変わるのということで、胃内視鏡検査による胃ガン検診を2017年10月から開始しました。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f44336″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]当院の胃内視鏡検査について[/st-minihukidashi]

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胃がん検診の目的

検診の目的が、「何の症状もない人が検診を受けることにより異常が発見され、その結果早期治療を行い、事なきを得る」という考え方をもとに実施することとなっていますので、症状のある方は検診の対象外になります。症状のある方は普通に外来を受診してください。

対象は満50歳以上の大阪市民(大阪市に住民票のある)の方

さらに、以下の要件に該当される方は、検査を受けれませんので、あらかじめご了承ください。

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1、加入中の医療保険や会社で胃バリウム検査、カメラを受ける機会がある方

2、今年度中に、胃バリウム、カメラの検査を受けた方

3、今年度中に、胃バリウム、カメラの検査を他の自治体で受けた方

4、検診部位(胃)の病気等で治療中、経過観察中の方

5、自覚症状のある方

6、疾病の種類にかかわらず、入院中の方

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[st-kaiwa1]胃がん検診は、上記のような制約がありますが、当院では、検診もしくは診察という形で、適切に胃内視鏡(胃カメラ)の検査ができるように対応しますので、胃カメラの検査を希望される方は、気軽に予約ください。[/st-kaiwa1]

 

胃内視鏡(胃カメラ)の検査は全てネットで予約できるようになりました。

胃内視鏡検査には、2回の受診が必要です。ご都合のいい曜日と時間に予約を取っていただければと思います。

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お電話での予約も行っています。

電話番号 06-6708-6345(診療時間内にお電話ください)

[st-kaiwa6]なぜ、2回の受診が必要なのですか?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]胃カメラ検査自体、いろいろ注意事項のある検査であることに加えて、胃がん検診の場合はそれ以外の制約があるため、事前に確認をして、当日にトラブルができるだけ起こらないようにするためです。[/st-kaiwa1]

 

鎮静剤は使えません(眠って検査を受けることはできません)

大阪市の胃ガン検診の場合、鎮静剤(寝てる間に内視鏡検査を行う)を用いた検査は禁止されております。あらかじめ、ご了承ください。

[st-mybox title=”眠って検査を受けたい場合” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

胃がん検診では、鎮静剤の使用は禁止されているため、通常の診察での胃カメラで鎮静剤を使って、眠って検査を受けることができます。眠っている間の胃カメラ検査を希望される場合は、一度ご相談していただければと思います。

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費用について

胃ガン検診の費用は、1500円です。

検診以外の費用が必要な場合

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  • ピロリ菌検査を行う場合
  • 胃カメラにて生検検査(一部の組織を取ってくる検査)が必要と判断された場合
  • 生検検査を行う場合でも検診の場合は初診料は必要ありません
  • 薬の処方が必要な時は初診料が必要です。

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[st-mybox title=”ピロリ菌検査” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

当院では、ピロリ菌検査を採血による抗体検査で行なっております。検診の結果、検査が必要である場合は、別途、健康保険を利用しまして、検査を行いますので、検診費用以外に費用が発生する事となります。

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[st-kaiwa6]どういうときにピロリ菌の検査を行いますか?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]基本的に、内視鏡専門医の判断に基づいて必要がある場合に行っています。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa6]ピロリ菌がいてたらどうなりますか?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]ピロリ菌は胃癌と密接な関係のある菌です。ですから、陽性であった場合は、内服を1週間して除菌を行います。[/st-kaiwa1]

[st-mybox title=”生検検査” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

検診の結果、食道、胃、十二指腸にて粘膜の異常を認めた場合、一部の組織を取ってきて精密検査を行う生検検査必要になり場合があります。その場合もピロリ菌検査と同様に、健康保険を利用して、検査を行いますので、検診費用以外に費用が発生します。

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[st-kaiwa6]生検検査ってなんですか?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]胃カメラで観察をしていて異常のあるところを、鉗子という器具を用いて一部取ってくる検査のことをいいます。胃癌などの診断に用いられてます[/st-kaiwa1]

食道食道の生検

[st-kaiwa1]これは食道の例ですが、このような粘膜の異常について、さらにくわしい検査が必要な場合に生検検査を行います。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa6]生検検査はいつぐらいに判明しますか?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]だいたい7日〜10日ぐらいで結果が返ってきています。内視鏡終了後、生検検査をされた場合は、再診についてなどご説明をさせて頂きます[/st-kaiwa1]

 

 

 

 

胃がん検診Q&A

 

[st-kaiwa6]仕事の都合などがあって、どうしても午前中でなく、午後の時間帯に検査を受けたいのですが?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]午後から検査を行う場合、空腹の時間が長くなることが予想されます。また、午後は大腸内視鏡検査を行っているため、検査の都合によりできないこともあります。あらかじめ問診の時に相談させていただければと思います。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa6]問診をせずに直接受診して、胃がん検診を受けることができますか?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]当院の内視鏡の日にちが限定されているため、通常の内視鏡の検査の予約が入っていますので、即日の検査は難しい状況です。できましたら、事前にお電話での確認をお願いします。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa6]胃がん検診で異常があった場合はどうしたらいいのでしょう[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]当院で、異常の詳細を含め、今後の方針についても相談させていただき、適切に対応を行って行きます。[/st-kaiwa1]

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

奈良県立医科大学卒業
2001年 奈良県立医科大学 第2内科学教室
(現在、呼吸器・アレルギー・血液内科及び感染症センター)
2007年 岸和田盈進会病院(岸和田リハビリテーション病院)にて喀血の治療に携わる
2015年 医療法人 慈光会 中谷医院